広場恐怖症はご存知でしょうか?
わたしも詳しくはありませんが
強い不安に襲われたときにすぐに逃げられない、または助けが得られそうにない状況や場所にいることに恐怖や不安を抱く状態です。 多くの場合、そのような状況や場所を避けたり、多大な苦痛を感じながら耐えたりします。
とグーグル先生がわかりやすく説明しています。
わたしはこの症状と付き合い始めて4年くらいになります。
状況は人それぞれみたいなのですが、
わたしの場合は「高速道路の運転」がこの症状のきっかけとなります。
高速道路を運転すると、
「やばい、死んじゃう」「怖い怖い怖い!」
「ハンドルを切ったら死んでしまうんだろうな」
「止まってしまいたい!」
「いっそのことハンドルを切ってしまえば…」
なんてことが頭をめぐり、手汗でびっしょり。
車がちょっとした風に煽られるようなものならさらにパニックになるのです。
ほんとうに恐ろしくて仕方ないのです!
ただ、広場恐怖症という名前からあんまりピンとこないし、
理解もされづらい。
わたしも不思議で仕方ない。
だって一般道はまったく平気なのだから。
そんなわけで理解している家族とちょっと遠出のお出かけ、
となったときはどんなに時間がかかっても一般道を走ることになる。
これが車酔いのひどい娘からすれば結構大変なことなのだが、
これはまた別のお話で。
問題は職場なのだ。
ほかの職場に出向くことになった場合に高速で1時間かけて行くところを
事前に一般道で行けるルートを探して、朝早くに何時間も前に出発しないと
いけない。
もしくは、いっしょに行く同僚がいればあいのりをお願いするのだ。
飲み続ければ良くなるかもしれない?薬もあるけど、
この薬と相性が悪くて飲むと具合が悪くなって吐いてしまう場合もある。
だから、どうしても運転しなくちゃならんときは
この薬を半分に割って飲むのだが、これはこれで運転中具合悪くならないか
不安になる。
こんな体質になって仕事面では大いに迷惑をかけているのだが、
もとを辿れば会社のパワハラ会議で高速道路を利用していたときのトラウマなのかな
と大いに心当たりがあるわけで。
それでもイイ事もあってちょっとした裏道、田舎道に詳しくなるし、
思いがけないお店や場所にたどり着くこともあってそれが楽しい。
ずっと付き合うかもしれないのなら折り合いをつけて前向きに行きましょうか。